講演概要

NW-03
6月7日(火)10:00 - 18:00
クラウド・インフラを支える技術
Technology for Cloud Computing

講演者

■Moderator
濱田 正彦   日本アイビーエム システムズ・エンジニアリング株式会社
          プラットフォーム・ソリューション・センター 取締役執行役員
■Speakers
濱野 賢一朗  株式会社NTTデータ 基盤システム事業本部 シニアエキスパート
伊藤 裕史   日本アイビーエム システムズ・エンジニアリング株式会社
堂前 清隆   株式会社インターネットイニシアティブ サービス本部 アプリケーションサービス部 主任
渡辺 清     日本マイクロソフト株式会社
          Security Center of Excellence(SCOE),本社所属 シニアセキュリティコンサルタント

概要

現在クラウド・コンピューティングの実用化が進んでいますが、その技術は、企業における情報システムの構築・運用に際しても例外なく活用できるものです。しかしそれをどう活用・管理するか?は、ITインフラの技術者にとって重要な課題となっています。

クラウドのサービスを実現するインフラには、次のような代表的な要件が求められます。
1.高いスケーラビリティとシステムの規模の変更に対する柔軟性
2.データセンターまでも考慮した高い可用性
3.効率的な運用を実現する高い保守性
4.サービスレベルの維持管理
これらは、「ネットワークにつながればどこからでもアクセスできるサービスをプール化された計算資源を使って提供する」という特性に起因する代表的な機能/非機能になります。
これらの機能/非機能要件を実現するために、クラウドのインフラでは、(1)Map/Reduceのような分散処理フレームワーク、(2)Key-Value Storeと総称されるスケーラブルなデータストア、(3)構成管理の自動化やスケーラブルなログ収集/分析の技術に代表されるような運用管理の技術、(4)マルチテナント環境で高いセキュリティを実現する技術、さらには、(5)データセンターの密度を高めるためのハードウエア技術、など、古くからある技術から新しく見出された技術までが活用されています。

本ワークショップでは、企業内/組織内のクラウドコンピューティング環境を構築・運用したり、クラウドコンピューティング関連サービスを利用して企業システムを検討されている方を対象に、クラウド関連技術を整理した上で、構築/運用する際の技術的考慮点やテクニックについて、経験を交えながら解説します。

要旨

1.クラウドの現状
クラウドコンピューティングの現状を概観
取り巻く技術について
仮想化、自動化を実現している技術動向
クラウド時代における重要なデータストアの概要

2.クラウドの技術を使った基盤構築 〜大規模並列分散処理基盤〜
クラウド活用に関しての考慮点
構築/運用の実際

3.パブリック向けクラウド環境の運用
技術的な課題
サービスとしての課題

受講対象者

企業内/組織内のクラウドコンピューティング環境を構築・運用している方
クラウドコンピューティング関連サービスを利用して企業システムを検討されている方

講演者略歴

濱田 正彦   日本アイビーエム システムズ・エンジニアリング株式会社
          プラットフォーム・ソリューション・センター 取締役執行役員
1987年日本IBM入社。IBMハードウエア製品の技術サポート、サービス提供に従事。2002年より、グリッド・コンピューティング技術、オンデマンド・コンピューティング技術を推進し、現在は仮想化およびクラウド・コンピューティング関連の製品およびソリューションを担当。

堂前 清隆  株式会社インターネットイニシアティブ サービス本部 アプリケーションサービス部 主任
IIJが推進するコンテナ型データセンター"IZmo"の開発・実証実験を担当。Web関連アプリケーションの企画開発、ソーシャルメディア活動にも従事。

渡辺 清  日本マイクロソフト株式会社
         Security Center of Excellence(SCOE),本社所属 シニアセキュリティコンサルタント
マイクロソフトのセキュリティ製品やプロジェクトに従事。マイクロソフトのインフラ基盤製品やセキュリティアプリケーション開発手法を推進。現在はクラウド関連の事業に従事し、製品及びプロジェクトを担当。

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